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【2024/05/18 21:54 】 |
たまには漫画についても2
ちょっと、間が空いてしまいましたが

続きです。

面白い漫画ないか?
と聞くと、それなりに長い作品が出てきてしまう事が多いと思います。

完結しているなら問題ありませんが
連載中となると、追いかけにくいものです。

なので
追いかけやすい
単行本5巻程度までの作品で
オススメのものを紹介しようかと。

知ってたらごめんなさい。


さて、前回は
「進撃の巨人」を紹介しました。

これは、もう紹介の必要がない作品でしたから

やってないのと一緒ですね。

はは。

じゃあ、少しは、実りがある内容になるよう
努力しましょうかね。


○「古代ローマ格闘暗獄譚 SIN」

原作:義凡、作画:信濃川日出雄
月刊スピリッツで連載中。
単行本は、3巻まで出てます。

この作品は、「ヴィルトゥス」という漫画の続編です。
こちらは、週刊の方のスピリッツで連載され、全5巻とスッキリまとまっています。

正直、「ヴィルトゥス」を読んでいないと、「SIN」は、内容が全く分からないので
こちらも読んでください。
「SIN」と同じ世界観ではありますが、主人公が違います
中々の佳作です。

さて、「SIN」の方ですが。

内容は

現代日本の刑務所の囚人と刑務官が、突如、古代ローマのコロッセオにタイムスリップをします。

時は、コンモドゥス帝の御世。
皇帝は、政治をそっちのけで、コロッセオで行われる勝負に熱狂。
自分自身も、類まれな武才を持っており、勝負に参加するほど。

しかし、そんな皇帝を快く思わない人間もいるわけで・・・

皇帝の妻の一人に、かつては敵国の姫だった女性がいます。
彼女は、大変に皇帝を憎んでおり、暗殺を企てます。
しかし、強大な武力とカリスマ性を持つ、コンモドゥスを倒すことは、至難の業。
彼女は、占い師の助けを借りて
その力を持つ者を探し出します。
「ヴィルトゥス」
それが、現代日本で殺人の刑に服している男、成宮尊だったのです。

突然のことに戸惑いながらも
成宮たちは、古代ローマで生きることを余儀なくされ
その生計の手段として、コロッセオで戦う「格闘士」となります。

というのが、前作「ヴィルトゥス」から続く、この作品の世界観です。

「SIN」では、この時、古代ローマにタイムスリップした囚人の一人
神尾心(以降シン)が主人公となっています。

シンは、最初はひ弱で引きこもりの少年でしたが
訓練の中で、格闘士としての才能を開花させていきます。

この作品の開始時では、高い実力と線の細い美貌も相まって人気格闘士の一人です。
その戦い方は、関節技を主体としていて
試合前に、観客に向かって、対戦相手の骨を何本折るかを宣言するのです。
そして、数えるようにして骨を折り、宣言した数で戦いを終えることから
「数える男」という異名を持ちます。

とまあ、
タイムスリップを利用した、異色格闘漫画といえば、そうなんですが・・・

とにかく
シンの性格が最悪です。

自分に自信がないため、嫉妬深く
気に入らない人間を破滅に追い込むことばかりしています。

友達の目はえぐるわ
女は犯すわ
ウサギは大量に殺すわで・・・

まあ、漫画界でも最低の主人公というか人間の一人でしょう。

「ヴィルトゥス」の成宮君は、いくらか主人公してたのになあ。

ただ、ココまで来ると
逆に魅力を感じてしまう不思議。

ストレスの溜まる暗い展開。善が悪に砕かれる様。胸糞悪い悪人のイキ顔。

こんなんばっか!!
いやあ、よくこれでこんな面白い作品になるモンです。

邪道漫画の傑作です。

是非。
手にとってみてください。





○ドリフターズ

皆さん。
TYPE-MOON製作の傑作ゲーム「Fateシリーズ」はお好きですか?


好きだと応えたあなた。


多分、この作品にハマると思いますよ。

作者は、「HELLSING」で大ヒットを飛ばした実力派
平野耕太先生です。
現在、「ヤングキングOURS」で連載中。
単行本は、1巻まで出てます。

まあ、内容はといいますと

関が原の戦い。
戦国マニアには、メジャーな
島津義弘の敵中突破退却戦。
義弘は、「捨て奸」とよばれる作戦で、四面楚歌の窮地からの脱出に成功しました。

敗色濃厚な中で、切腹を覚悟した義弘に、この作戦を思い立たせたのは
甥の島津豊久でした。

彼は、伯父のために、捨て奸の一人となりましたが
死ぬ間際に、不思議な廊下にたどり着きます。

そこを経て、異世界にたどり着き
死にかけ状態で倒れていた豊久は、原住民のエルフによって、廃城に運ばれます。

その廃城で、豊久は織田信長と那須与一に出会います。

とまあ。
史実上には、死んだとされても「実は生きてるんじゃないか」という
「生存説」が囁かれる人物たちが居ますが
実際に生きていたら?

異世界で、夢の偉人大戦が実現したら?

というのが本作。

ちょっと違いますが
Fateっぽいですよね。

平野先生・・・グッジョブ!!
「以下略」という作品で
「僕っくんの考えたサーバントが一番強いんだーい。」
と言っていただけはあります。

ぶっちゃけ、きのこ先生の斜に斜にした文章より
すっと入ってきますんで
個人的には、こちらに一票。

まだまだ謎につつまれた部分の多い本作ですが
「漂流物(ドリフターズ)」と「廃棄物(エンズ)」という勢力があります。

これらは、どちらも我々の世界で実在した人物の総称であり
作品の舞台世界からすれば、異世界人の勢力ですが

「漂流物」は、「生存説」が囁かれる人物
「廃棄物」は、非業の死を遂げた人物

となっているようで
「漂流物」には、現在のところ主人公・島津豊久を含めて
織田信長
那須与一
菅野直
ハンニバル・バルカ
スキピオ・アフリカヌス
ワイルドバンチ強盗団
など

「廃棄物」では
ジャンヌ・ダルク
土方歳三
アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
グリゴリー・ラスプーチン
源義経(本人曰く、どちらでもない様子)
などを黒王と呼ばれる王が率いています。

現在は、まだこれらの勢力は、対立していませんが
その内、戦争となるでしょう・・・

超楽しみ。
でも長くなりそうだなあ。
平野先生だから、休載が多いことも覚悟しているので
また、長丁場になりそうだ・・・

でも、追いかけやすい作品だと思いますので
皆さんも、どうぞ。
読んでみてください。


また、追加します。
今日は、これで







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【2010/11/24 02:57 】 | 漫画 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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