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【2024/05/18 19:30 】 |
たまには漫画についても
話そうかなあ。

最近、読んだ中で面白そうな作品でも挙げていこうかと。

なんか、面白い作品ないかなあ。
と、思っているあなた。

個人的な趣味ですが
良い作品、取り揃えてますぜ。
へへへ。



○進撃の巨人

作者は、諫山創。
掲載雑誌は、別冊少年マガジン
現在2巻まで刊行中、12月に3巻が出る予定です。
まあ、当たり前ですけど講談社です。

もう・・・これは、あんまり紹介する意味ないですけどね。

各所で面白いと言われていますから。

多分、来年にかけては、この漫画が面白い的なランキング常連になるのは間違いないでしょう。
変な補正がかかれば、ほとんどで1位になるんじゃないですかね。

でも、間違いなく面白いです。
最近・・・でもないけど、まだまだ追いかけやすい作品の中ではピカイチ。

内容を簡単に説明しちゃうと


世界観は、近代西洋とかその辺です。
で、巨人が居ます。
人類は、巨人たちから身を守るために、高く頑丈な壁を作り、その中に閉じこもるようにして生きています。

そして、100年間。
閉じ込められた状況ではありますが、人類は、巨人の脅威にさらされることなく
安全に生きてきたのです。

ですが、ある日、50mの壁を超える大きさの巨人が出現。
壁は破壊され、人類は、再び巨人たちの恐怖に怯えることとなりました。

この作品は、再来した巨人の脅威に主人公たちが立ち向かっていく、ダークファンタジーです。


とまあ、作品は、かなりシリアスで暗いです。

で、何より

巨人の描写が素晴らしい!

巨人は、とてつもなく気持ち悪いですね。
そのでかさも分かりやすいし、人類にとって圧倒的な恐怖の対象であることが、画面からヒシヒシと伝わってきます。

この漫画の面白さは、この「巨人の描写」が支えているといって過言ではありませんが
個人的に、この点も含め、3つの点で、この作品は優れています。

残りの2つのうち、1つ目は、
「秀逸な世界設定」です。

これは、単行本でおまけページに掲載されていますので、買って読んでいただきたいのですが。
設定が、とても丁寧で、無理がありません。

ファンタジーというと、恐ろしい程の情報量を持っていることが普通です。
大抵、原初の時代や神代から始まり
枝分かれしたいくつものストーリーに支えられるようにして物語は成り立っています。
多彩なモンスター
多種の人類、民族、文化
もう、語りだしたら収集がつかない。それがファンタジーです。

現実世界がそうなのですから、そうなってしまうことも仕方ないのですし
それがファンタジーの魅力であると思います。
実際、その辺がたまらんわけです。
が、それは往々にして作り手の技量を超えていきます。

綿密が雑多になってしまうのです。

その点、この作品は、まだまだ謎は多いものの、凄くスッキリした世界観です。
なんというか、魅力的なところ以外を極端に省いてる感じです。
それでもファンタジーをやれるところが凄い。

ほとんどの人が、ファンタジーをやろうと思ったら
ゲームみたいな巨大な情報で話を回そうとすると思うんですよね。

それを、やってない。

それが、この作品の凄いところです。


で、2つ目。

うーん。これは、前の2つに比べれば落ちますが

戦闘シーンの上手さ

です。

正直、絵は上手い方ではありません。
最近の煌びやかな絵とは対極にあります。

でも、見せ方が上手い。

それと、戦闘スタイルが独特で面白い。

大抵、巨人との戦いというと、普通の人間なのに巨人をはるかに超える身体能力を持っている主人公が
でかい剣でズバーーっとか
強い魔法使いで、ドカーーーンとか
某神拳の使い手でヒデブっとか
そんな感じですよね。

それは、それで面白いですが、
「巨人ってそんな弱いの!?」って感じでもあります。

よくよく考えればそんなはずはありません。

科学的にいくと、この作品の巨人は、4~5m級、7m級、15m級とあり、最大60mですから
質量を骨や筋肉が体を支えられない。
という結論に至り、まあ。存在自体ムリ!!ってなるんですが。

もしも。

もしもですよ

僕らと変わらない体形で、質量を支える筋肉と骨格を持ち
同じような、動きが出来るとしたら?

これを強くないというのは、ボクシングでヘビー級より軽量級のボクサーの方が強いといっているような物です。
そんな奴は・・・まあさすがに居ないでしょう。

走るにしたって、速いに決まってます。
例えば、陸上競技最速の男、ボルトは196cm95kgで、その走っているときの歩幅は、2m75cmだとい言います。
走行速度は、歩幅×脚の回転で決まるので、単純計算すれば、ボルトは100mを約36歩、秒間4歩、平均時速39.6km/hという速さで走れることになります。
ボルトが、この性能を維持したまま、5mの巨人になったとすると。歩幅は7m。1秒間に28mを駆け抜け、その時速は、約100km/h・・・洒落にならん。
で、体重は、だいたい・・・600kgですか・・・。

うん。勝てるわけないね。

こういう奴らが、意外とファンタジーでは、雑魚扱いされたりします。
でも、巨人は、色々な神話でも、最強クラスの存在です。
昔は、強かったんですよねお話の中でも。

日本では、細身最強神話がこれを崩壊させてしまったわけですね。

でも、これは、大きいものへの恐怖とその克服という夢の体現ですから
否定なんて出来るわけねえ。
僕自身、大好きです。

でも、本当は、でかけりゃ強いし、勝てんわけです。

そこで、この漫画で出てくるのは、「立体機動装置」
この装置を腰に装着。
ワイヤーを射出し、移動目標地点を決定。
ガスの圧力を用いてワイヤーを巻き取り、スピードと巨人と戦うための高さの利を得るという代物です。
これで、巨人の弱点である首の後ろを巨大なカッターナイフで切り取り、倒すという仕組みです。

いやー、これの描写がいいんですよね。
スピード感があって。
極端な遠近法を用いた画面作りも、迫力がありますしね。

キャラもかなり魅力的ですし、女の子が意外と可愛いんですよね。
ま、皆ヤンデレな顔つきですが。

個人的には、ミカサとサシャがいい味出してると思います。

作者の諌山先生は、これが初連載となりますが。
新人賞受賞作がそのまま連載作になるという、凄い人。
しかも、それが大友克洋先生の「AKIRA」以来の衝撃作とまで言われるほどですから。

その才能と作品への期待値は、漫画界でも屈指のレベルといえるでしょう。

面白いのは勿論、述べてきたとおりですが
話題性でも今、漫画界No.1の漫画ですので
間違いなく、オススメできる作品。
どうぞ、読んでみてください。


なんか、疲れました。
続きは、また今度にでも。
それでは、今日はこれにて失礼。

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【2010/11/20 00:30 】 | 漫画 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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