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【2025/04/20 03:29 】 |
リンダリンダリンダ
以前、感想を書いた「天然コケッコー」と同じ山下敦弘監督の作品です。

主演は、映画「空気人形」でダッチワイフ役を見事に演じた、ペ・ドゥナ。

感想は、続きから。



○リンダリンダリンダ



映像 8点
ストーリー 6点
キャラクター
7点
音楽 8点
魅力 8点
総合得点 37点


感想

<あらすじ>
軽音部の女子バンドは、ボーカルの怪我により存亡の危機を迎えた。
怪我をきっかけに、メンバー内の喧嘩によって仲がこじれたためだ。

数日後に迫った文化祭での演奏も棄権の公算が高くなっていた。
しかし、恵には意地があった。
喧嘩相手である凛子をぬかし、望と響子を率いてなんとかライブをしようと画策。
偶然部室で見つけたテープにブルーハーツが入っていたことから、ブルーハーツのコピーをすることに決まるが、ボーカルが見つからない。

そこに、たまたま通りかかった韓国からの留学生、ソンに声をかけた・・・


音楽をやる少女たちの物語なのにも関わらず、非常に静かな映画。
「スイング・ガールズ」や「ウォーターボーイズ」の系統なのに、問題を起こしながら馬鹿騒ぎして、練習して、最後は感動!という映画ではありません。

多分、友達作りの映画なのだと思う。

偶然、声をかけて、バンドをやることになって、過ごしていくうちに今までは見えなかった一面が見えてきて、仲良くなっていく。
それを描くために音楽があるに過ぎない、だからとても静かな映画です。

わずか数日の物語なのだけれど、密度の濃い練習をすると共に、密度の濃い交流をする。
それがしっかり描かれていて、キャラクターの描き方が上手いなあ、と感じました。
このタイプの作品で、省略をしない作品をはじめて観た気がします。

ストーリーに、何か大きな山場は存在しません。
とにかく、練習して、遊んで、話して、徹夜して、それを凄く丁寧に描いた作品。
こういう青春て、いいなあ・・・としみじみ思える作品です。

面白いかどうかは微妙です。
でも、いい雰囲気を持った映画ではあると思います。

気が向いたら、是非。

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【2011/07/24 00:05 】 | 映画 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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