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【2025/04/20 03:39 】 |
パリ20区、僕たちのクラス
第61回カンヌ映画祭で最高金賞を獲得した作品。

感想は、続きから。



○パリ20区、僕たちのクラス



映像 7点
ストーリー 測定不可
キャラクター
測定不可
音楽 6点
魅力 10点
総合得点 23点(仮)


感想

<あらすじ>
パリ20区は、パリの下町で移民が多く居住し、様々人種が存在している。
そこにある公立中学校の物語。

国語教師フランソワが、3年4組24名の生徒たちと向かい合う


点数には出来ない映画。
しかし、間違いなく面白いし、傑作の部類です。

キャストは、全て本物。
フランソワ・ベゴドーが実体験を元に書いた小説の映画化ですが、教師フランソワ役は、フランソワ・ベゴドー本人、生徒たちも演技指導されていない本物の中学生です。

問題児ばかりのクラスで、授業中に茶々を入れる生徒たちをフランソワが注意し、その掛け合いが続いていくという作品ですが、目が離せない映画です。
まず、キャラやストーリーというものが存在しません。

キャラといっても、それはほとんど実際に近いもので作り物ではないのです。
問題児も優等生も、もしかしたら発言だって本物かもしれない。

それがとにかく面白いし、腹が立つし、考えさせられる。

みていて、教師フランソワが正しく、生徒たちが導かれるなどという教師物のセオリーとはちょっと違います。
割と、フランソワも失言が多いし、生徒に対して挑発的。
生徒の言い分がもっともだと思うシーンが少なくありません。

多数の人種、民族が暮らす土地だからこその問題や、単に教育や環境が良くない為に出てくる問題。人間関係の問題。
様々な問題が、めまぐるしく、生徒とフランソワの間で交わされていきます。

と、同時に見ている側にも問題提起がなされています。
日本は、比較的この映画のような状況は、少ないかもしれませんが、でも0ではないし、これからぶつかっていく問題かもしれません。

単に娯楽作品としてみても、無類の面白さですが、問題提起やメッセージ性にも富んだ作品です。
ほんと、教育って何なんだろうな・・・。


あと、キャストが本物の中学生とわかって愕然としました。
外国人て、どんだけ早熟なんだよ・・・
胸とかやべえぞ。



・・・すみません。ちょっと下衆な部分が出ました。
とにかく、傑作です。

機会があれば、是非観てください。



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【2011/07/24 00:40 】 | 映画 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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