○マチェーテ
映像 |
8点
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ストーリー |
7点 |
キャラクター
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8点 |
音楽 |
9点 |
魅力 |
9点 |
総合得点 |
41点 |
感想
<あらすじ>
マチェーテは、メキシコの連邦捜査官。
メキシコの麻薬王トーレスを捕まえようと試みるが、失敗。
その際に、妻子を殺害されてしまう。
命からがら、アメリカはテキサス州に逃げ込んだマチェーテ、日雇い労働をしながらその日暮らしをしていたが、ある日、身なりの整った紳士に仕事を依頼される。
その依頼とは、テキサス州の上院議員、マクラホンを狙撃しろというものだった・・・
とにかく、マチェーテが男らしい映画。
強く、生命力に溢れ、性格は真っ直ぐで、女にモテ、据え膳は必ず食う男。
漫画ゴラクみたいです。
銃も一流だけど、鉈を振り回したら世界一のオヤジが暴れまわる。
しかも、ボスはセガールですよ。
セガールアクションキターーーーーーーーーー。
あの掌には、一体どんなミラクルが詰まっているのか。
痺れます。
まあ、セガールアクション見たことないんですけどね・・・。
グラインドハウスの繋がりで、製作にタランティーノが関わっている事もあり、音楽のノリはとても良い。
アクションも、彼の色がふんだんに入っており、グロさと派手さ、エゲツなさ、そして少々のバカっぽさ。
戦闘というよりは暴力。
マチェーテのアクションには、自分が殴られたかのような強い衝撃があります。
楽しいです。
ただ、ストーリーは骨子はしっかりしているものの、料理の仕方がイマイチだったのと、ちょっと長くなりすぎた印象があります。104分だったような気がしますが、90分前後でいけたんじゃないでしょうか。
途中で、ちょっと疲れました。
マチェーテをはじめ、格好いい女性、敵の魅力、バラエティに富んだキャラ映画です。
キャラが気に入れば、楽しめると思います。
しかし、ストーリーの関係上キャラが多くなりすぎ、それがストーリーの微妙さ、尺の長さにつながり、こういうタイプの映画に大事な疾走感をなくしている部分もあります。そこが惜しいところです。
まあ、総合するとグロに耐性があれば、面白い暴力ムービーということです。
暇なときにどうぞ。
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