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【2024/05/18 14:50 】 |
バッファロー’66
ヴィンセント・ギャロが、監督、音楽、脚本、主演の4役を務めた作品。

感想は、続きから。



○バッファロー’66



映像 8点
ストーリー 8点
キャラクター
8点
音楽 8点
魅力 8点
総合得点 40点


感想

<あらすじ>
刑務所で5年の服役を終えたビリーは、ニューヨークはバッファローの実家へと帰ろうとするが、服役前に両親に嘘を言った手前、ただでは帰れなかった。

その嘘とは、政府の仕事のため長く帰れなくなること、そして結婚したということである。

トイレを借りようと寄ったダンススタジオで、親に電話をし、結婚相手に会わせろと言われ、ますます焦った彼は、その場に居合わせた少女ライラを誘拐する。
彼の目的は、ライラに自分の妻の役をやらせることだった・・・


最悪な俺に、最高な天使が舞い降りた。
というキャッチフレーズだそうで、まったくその通りです。

このビリーという男は、本当にどうしようもない。
短気ですぐ怒鳴り、皮肉ばかり口にして、自己中心的。
観ていてイライラします。

ライラも、ビリーに対して反抗的です・・・当たり前ですね。
誘拐された相手に、快く従う人間なんているわけありません。

しかし、このライラが良い子なんだよ、ホント。
妻を演じろというビリーの命令に、凄く忠実かつ上手くやる。
賢く、若いのに包容力がある。
ほいで、まあ、乳がでかい。

演じるのは、「アダムスファミリー」でウェンズデーを演じた、クリスティーナ・リッチ。
バッファロー’66の時は、18歳。えらい体してる・・・

話がずれましたね。

そんな風に、最初は嫌々付き合っていたライラも、次第にビリーの良さに気づいていくのです。
この作品の難しいところは、このライラがビリーに惹かれ始める時期と、観客がビリーに好意を持ち始める時期にズレがあること。
ライラがいつの間にかビリーに惚れ始めていて、ぶっちゃけわけ分からん。
こんな奴に惚れるとかないだろう・・・
と、まあ、そんな風に感じます。

この作品の魅力は、観客がライラに追いついてから始まります。
そこからは、すこし不器用な恋愛物語になります。

ココからは、面白い。
というか、安心して観ていられます。

この作品の評価は、どれだけビリーに好感を持てるかが決め手になりそうです。

正直、分かりやすい映画ではありません。
しょっちゅうイライラさせられるし、ビリーの魅力もはっきりとは現れません。
なんとなーく、こんな感じかな?こんな奴なんだな?という観客の良心と察しの良さにかかっている映画ですね。

評価が高く、絶賛している人も多い映画ですが
僕には、絶賛するほどの魅力を感じることは出来ませんでした。
ビリーはホント難しい奴ですよ。
しかし、それでも最終的には、とても良い出来の恋愛物語となっており、必見の作品といえると思います。

あと、字幕での視聴推奨です。
吹き替え版は、ビリーがウザ過ぎます。


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【2011/08/03 22:49 】 | 映画 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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