○ナイト&デイ
映像 |
8点
|
ストーリー |
6点 |
キャラクター
|
7点 |
音楽 |
8点 |
魅力 |
7点 |
総合得点 |
36点 |
感想
<あらすじ>
妹の結婚祝いにジューンは、父親の形見である改造途中の車を完成させ、プレゼントしようと考えていた。
そのため、遠方まで部品の買出しに行ったのだが、帰りの空港で、不思議な美男と出会う。
ロイと名乗るその男との出会いが、ジューンを思いもしないトラブルに巻き込んでいくのである・・・
キャラは軽く、アクションは派手に、ストーリーはコメディタッチで軽快に・・・
という感じで、非常にとっつきやすい映画です。
大胆すぎる物語の省略方法で、次々と場面や状況が変化します。
コレは、中々遊び心満載で面白かったです。
空港、街中での追いかけっこ、カーアクション、絶海の孤島でのロマンス?、工場内の銃撃戦、列車内戦闘などなど、盛りだくさんにも程があります。
ちょっと、追いつくのに大変です。
アクションの出来は素晴らしく、トム・クルーズが凄い体してます。
キャメロン・ディアスも、しっかり筋肉のついた肉体美、流石です。
話が大した事ないので、キャストの豪華さ、演出の派手さで勝負というコンセプトなのでしょう。
なんか、アマルフィを思い出しました。
一番ネックとなったのは、キャラクター。
ロイのキャラは、良いのですが、ジューンがイマイチ・・・。
なんか、しっちゃかめっちゃかで取り得が見えないし、ムダな行動力がウザイです。
なんというか、この子だけはキャラではなく、ストーリーの体現者です。
ストーリーが大した事ないのに、ストーリーありきで動くキャラが良い訳がない。
しかも、それがヒロインじゃあなあ・・・。
全体的に豪華なつくりで、観光映画なのか?と思うほどころころと場面が変わり、そのほとんどが美しい背景です。
映像は、観ているだけで楽しい。
しかし、ジューンがなあ・・・
惜しいです。
PR