○ゾンビランド
映像 |
7点
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ストーリー |
8点 |
キャラクター
|
9点 |
音楽 |
8点 |
魅力 |
10点 |
総合得点 |
42点 |
感想
恐いし、笑えるし、熱くなれる。
約90分という短い時間に、これでもか!とエンターテイメントを詰め込んだ
豪快で軽快なホラーコメディです。
<あらすじ>
ゾンビウイルスによってアメリカ合衆国は崩壊した。
今や、アメリカは「ゾンビランド」である。
ほとんどの人間がゾンビと化した国で
引きこもりの青年は、独自のルールを駆使し目的地である故郷をを目指す。
そんな旅の中で、彼は天才ゾンビキラーや美人姉妹詐欺師と出会い・・・
ゾンビ物でコレやったら面白いんじゃないの?
みたいなのを繋げて映画にしたら、こんな風になるんじゃないかな。
娯楽映画のお手本のような作品です。
まず、設定からぶっ飛んでる。
自分の国の人間のほとんどがゾンビになったら、そりゃもう大変です。
それは、小さな意味では世界の崩壊に近いし、絶望的な状況です。
なのに、主人公含めどいつもこいつも軽いというか、凄く生き生きとしぶとい。
そんなキャラたちに、凄く魅力を感じました。
また、ゾンビ映画への文句というか・・・
なんで、そこ行っちゃうんだよ!?とか、なんでこんな状況でくつろいでんの!?
みたいな、ご都合主義的不条理に対する極普通の意見を
ひ弱な主人公が生き残るための自分ルールにしているところは特徴的で
求めていたものを見つけたような気がして、妙に納得してワクワクしながら見れました。
ちなみに、ルールは32個あります。
それに、小ネタやパロディもふんだんに散りばめられており
ニヤリとしてしまいます。
映画ファンが、映画ファンの立場で作るゾンビ映画
そんなように、僕には思えました。
出来れば、一つか二つゾンビ物を観てから
この映画を観ると、とても楽しいんではないかと思います。
オススメです。
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