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【2025/04/19 15:18 】 |
スターウォーズ新3部作
観ました。

感想は、以下から

今回は、ライトセイバーを間違わないようにしたいです。



スターウォーズ エピソードⅠ ファントム・メナス


 
映像 9点
ストーリー 9点
キャラクター
8点
音楽 9点
魅力 8点
総合得点 43点



感想

新3部作の1作目。
これは、凄い話題になったのを覚えています。

ダースモールの存在が発覚したとき、ジャンプにも記事が載ったもんです。
懐かしいなあ。

ということで、「ファントム・メナス」

エピソードⅠということで、時系列的には旧3部作よりも以前の物語ということになります。
主人公は、アナキン・スカイウォーカー。
旧3部作のルーク・スカイウォーカーの父にして、ダースベーダーの正体でもあった人物です。

新3部作は、どうしてジェダイであった彼がフォースの暗黒面に堕ち
ダースベーダーとなったかを語る物語です。

エピソードⅠでは、彼は、まだ10歳そこそこの子供ですが
ポッドレースという危険な賭けレースに出場する優秀なパイロットでもあります。

これは、旧3部作でオビワンが言っていた通り。
それでも、こんなに若いとは・・・驚きです。
しかし、それでもジェダイになるには歳をとりすぎているとのこと。

どんだけ英才教育なんだ!?ジェダイってのは。

このように
新3部作では、旧3部作では崩壊していたジェダイの騎士の詳細を知ることが出来ます。
その他にも、名前だけでしか知らなかった共和国など
情報面で旧3部作を補完する内容にもなっています。

非常に高度な文明と煌びやかな世界。
沢山居るジェダイ・マスターや騎士たち。
スターウォーズでありながら、旧3部作とは全く違ったものを描いています。

で、作品自体の感想ですが。
映像には文句はありません。
旧3部作より遥かにスケールが大きく、綺麗で、迫力があります。
ただ、点数が旧3部作と一緒なのは、作り方が違うから。

だってCGとジオラマとかを比べられないでしょう。

相も変わらず、時代の最高映像を見せてくれるスター・ウォーズ。
それに変わりはありませんが、やはりCGを使うと、差が出ないところもありますね。
他の大作でも、これなら観れるなという画面が多く。
旧3部作のような、「この時代にこんな映像をよく作れたな!!」という感動はありません。

で、問題のライトセイバー。
まあ、問題にしてるのは僕だけかもしれませんが・・・

圧倒的に良くなってました。

それは、あの不自然さを改善したと言う意味ではなく。
それを、より強調したという方法で、です。

最早、人を殺す気は全く消えてしまいました。
相変わらずグルグルと剣を回し
相手が居ないところに剣を振ります。

これは、意表をつくための戦い方なんだ!
と、考えた時期もありましたが、よくよく考えればジェダイはフォースによって
ある程度の予知や超反応が出来ます。

光速レベルの戦闘機戦闘で対人無敵に近い彼らに
意表とか、あんなんでつけるわけが無い。

要するに、見た目も実も演舞以外の何物でもない殺陣。

これだ!!
これがライトセイバーだ!!
そう思いました。
大体、ファンタジーの戦いに理論とか持ち込むのが無粋でした。
格好良ければ良いんだよ。

旧3部作はもったりしてたから、噛み付いてしまいましたが
新3部作のそのスピードといったら。
早回しやCGを使っているものの、これは、相当練習しないと出来ないでしょう。
役者さん頑張ったなあ・・・。

正直、迫力を感じました。
まあ、殺す気ねえだろってのは今でも思いますが。
ありなしでいったら
断然アリです!

僕が全面的に間違ってました。ルーカス監督ごめんなさい。

まあ、こんな感じで
CG全盛の時代の到来で、予算で映像美が決まる世の中、以前ほどの圧倒的なものはなくなりましたが
進化したライトセイバー戦闘
キャラの造形やセンスを考えると
これに9点以下は付けられないので・・・この点数です。

ストーリーは・・・まあ。
難しくなりましたね。

格段に。

専門用語も増えたし。
でも、旧3部作に致命的に欠けていた。宇宙戦争のスケール感というものを感じることが出来ました。

新3部作は、旧3部作に比べ低評価が目立ちますが。
映像とストーリーに関しては、旧3部作の悪いところをしっかり直してきました。
僕は、この2つの点では新3部作を評価します。

キャラは・・・
アナキンとパドメが可愛かった。
クワイガンが格好良かったなどがありますが。

全体的にキャラが弱いかな・・・

ダースモールもエピソードⅠのボスキャラなのに、ほとんど話さないので魅力がイマイチ。

ただ、新3部作中最も明るいエピソードなので
純粋に楽しめました。

なんで評価低いんだろ。





スターウォーズ エピソードⅡ クローンの攻撃


 
映像 9点
ストーリー 8点
キャラクター
6点
音楽 9点
魅力 7点
総合得点 39点



感想

うーん。まあ。えーと。

映像については、前作と同じ。
素晴らしかった。

ストーリーは、エピソードⅢへのつなぎ的な印象で、一つの物語として完結している前作には劣りますが。
旧3部作を観ていれば、「ああ。これがコレに繋がるのか」というシーンは多く。
特にクローン軍の詳細は、中々、衝撃の事実です。

でもねえ・・・アナキンがね・・・もう・・・ね
ああ。うざったい。

アムロとカミーユと碇シンジを足して割らないみたいな・・・
プライドが高くて
自分の力が正当に評価されていないとふてくされていて
何かと反発するし
任務放棄してパドメといちゃつきたがったり
そのせいで失敗するし
でも、どこか被害者風吹かせてるというか・・・

あああああああああああ。僕の・・・僕のダースベーダーがああ。
と、思った人は世界に何人いますかね・・・

多分、僕もその一人です。

ただ、たちが悪いのが・・・
アナキンのそんな性格は、思春期の僕たちを見ているようで
否定しきれないというか

否定してしまったら、僕は何なんだ?という自己批判に繋がるような・・・

でも、言い分自体は、自分勝手ながら少しは理があったりしていて

悪いのはアナキンじゃないんです。
アナキンの鼻っ柱を折ってくれる大人がいないんですよ。

オビワーン。
お前の仕事だろうが!!
お前・・・完全に、弟に抜かれかけてるお兄ちゃんだろうが!
何なんだお前は!!
敵に捕まってんじゃねえよ・・・
ひげ似合ってねえぞおおおお。

あふう・・・でも、コイツいい奴なんだよなあ・・・
魅力はあるんだよ・・・
じゃ悪いのは何だ?社会か?社会が悪いのか!?


アァァァァァナキィィィィィン!!!
頼むから・・・もう少し主人公っぽくしてくれ。

息子のルークだって、もう少しは、主人公してたよ?



まあ・・・そんな感じです。
でもなあ、ダースベーダーになるわけだし。
アナキンはこうでなくてはならないんですよね・・・
ちゃんとジェダイしてたら、暗黒面には落ちない。

それを考えれば、この点数は適当ではないんですが・・・

まあ、この手の映画でフラストレーション溜めちゃダメでしょってことで。





スターウォーズ エピソードⅢ シスの復讐


 
映像 9点
ストーリー 9.5点
キャラクター
9点
音楽 9点
魅力 9点
総合得点 45.5点



感想

間違いなく、スターウォーズ中最高の作品。

エピソードⅡは、フラストレーションの方向が、ジェダイのアナキンに向かっていたからダメだったんです。
ダースベーダーに向かうのであれば問題ない。

というか、ダースベーダーならば、フラストレーションなどないわけで。

エピソードⅢは、もう、あれですね。
後の皇帝の策略が暴かれていく流れが秀逸。

今まで、いくつか伏線も張ってあったし。
これは、脱帽。
旧3部作では、空気だった皇帝が、ついにキャラを持った。
まあ・・・若干弱いような気もするけど・・・

アナキンが、パドメを救うためにジェダイを裏切り、暗黒面に堕ちていく様も上々。
これも、いままでのアナキンがなくては、ここまですっと入ってこなかったでしょう。

次々と謀殺されていくジェダイたち。
圧倒的な皇帝の策略。
ダースベイダーとなったアナキン。
そんなアナキンを苦しみながらも倒そうとするオビワン。


これは、もう・・・面白くないわけがない。
ということで
エピソードⅢは傑作でした。



新3部作の総合的な評価ですが

概ねエピソードⅢの点数がそのままでいいと思います。
なぜなら、結局、新3部作はエピソードⅢが全てだからです。

皇帝の思惑は、エピソードⅠからずっと働いていましたし。
言ってしまえば、皇帝の掌の上での出来事だったわけです。

それが、暴かれ、アナキンがダースベーダーになった。
エピソードⅢこそが、新3部作の全てであると思うのです。

旧3部作と比べるならば。
単純な冒険活劇。ハッピーエンド・アメリカ映画の傑作が旧3部作。
一つ一つの製作時間が長かったせいもあり、エピソードが独立している印象で
シリーズ単位で観たとき、話に深みがなかったのが欠点でした。

新3部作は、
単純な冒険活劇でなく、ダークヒーローと複雑な背後関係を楽しむ映画でした。
これには、賛否両論あるかもしれません。
正直、旧3部作の単純さは、僕らのワクワクする部分に直接、働きかけてくるものがありました。
なので、得たものがあった代わりに、捨てたものがあるので
一概に、どちらが良いかというのは難しいところです。

本当に単純に言ってしまうなら。
キャラをとるかストーリーをとるかという好みの話でしょう。

僕は、ストーリーを取りました。
まあ、でもキャラを捨てたわけではなくて
実際、エピソードⅢでは、皆が皆良い働きをしていました。

多分、旧3部作。と続けてみたこともあって
旧3部作が作った「スターウォーズ」ではなく。
僕が期待する「スターウォーズ」を持ちながら観ていたからでしょう。

新3部作には、僕の期待する宇宙戦争があった。
そういうことです。

以上。
これでスターウォーズシリーズが完結しました。

まあ、まだ小説などで、エピソードⅥ以降の話もあるようですが。
そこまでは、手が出ないですね。

ただ、映画のシリーズとしては、やはり傑作だったなと言う印象です。
イマイチな所もあるので完璧な作品ではありませんが
そこが、いいところでもあるのでしょう。

・・・なんだか、またやりそうな気がしますが

もしそうなったら
個人的には、エピソードⅠ以前が観てみたいですね。

それでは。
ルーカス監督ご馳走様でした。
美味しゅうございました。


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