○OUTRAGE
映像 |
7点
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ストーリー |
9点 |
キャラクター
|
8点 |
音楽 |
7点 |
魅力 |
8点 |
総合得点 |
39点 |
感想
この映画のキャッチコピーは「全員悪人」でした。
まさに、その通り。
善い奴、一人もいねえ。
内容は、北野監督の十八番「ヤクザ物」
ヤクザで言うとこの「筋が通らない」真似をした組長が、所属する会の会長からけじめをつけろと言われるところから物語は始まります。
解決方法は、勿論暴力。
組長は、武演じる傘下の組の組長に、相手方と揉め事を起こすように命じます。
ココからは、もう暴力、殺人と裏切りの連続。
かなりのスピードで話が展開しますが、それでも分かりやすい所は、さすがの構成力。
個人的には、このストーリーはとても楽しかったです。
ただ、画面などの絵作りは意外と平凡で
分かりやすくはあったのですが、迫力には少々欠けました。
ストーリーとキャラがかなり過激なので、映画全体なら迫力はあるのですが・・・。
キャラクターについては・・・もう・・・まあ・・・
悪人なんで、好きにはなれません。
これが、少し残念でした。
主人公的に格好いい奴がいないんですよね。
みんな悪役。
でも、これが新しいっちゃ新しいのかなあ・・・。
とにかく、楽しめた作品でした。
かなり過激で、思わず「痛え!!」といってしまいそうなシーンも多いのですが
バイオレンス映画が好きなら、きっと面白いでしょう。
僕は、好きです。
2は、映画館に観にいきたいなあ。
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