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【2024/05/18 17:22 】 |
ぼくのエリ 200歳の少女
吸血鬼をヒロインに置いた、恋愛物です。

恋に年齢は関係ない。
なんて、恋に溺れた人間が口にしそうな言葉ですが
これは、あくまで大人同士での歳の差の話であって、字面ほどの汎用性を持ちません。

例えば
大人が子供に恋をするのは、ロリ・ショタ=犯罪
子供が大人に恋をするのは、背伸び・そういうお年頃=幻想
子供と少し歳の離れた子供の恋=お遊び
という感じで、このセリフが適応されないことが多いと思われます。

これらに共通するのは、片方もしくは双方が子供であるということ。
要は、子供に恋愛の本質など分からないし存在しないという風に言い換えることも出来ます。

しかし、果たしてそれは正しいのか?

子供の恋愛とは、軽く見られるべきなのか?

正直、いい歳こいて、しょーもない恋愛している奴って一杯いるんじゃないの?

まあ、あんまりこの映画には関係ない話ですけどね。
ほいじゃ、感想は続きから



○ぼくのエリ 200歳の少女



映像 8点
ストーリー 6点
キャラクター
7点
音楽 7点
魅力 9点
総合得点 37点


感想

子供のディープラブ。なのか?
お互いの内面と本質を見つめあい、静かに燃えるラブストーリー。

<あらすじ>
主人公オスカーは、いじめられっこである。
ある雪の日、彼の住むアパートの隣の部屋に誰かが引っ越してきた。

後日、オスカーは、中庭で不思議な少女と出会う。
その少女は、雪だというのに半袖で裸足だった。
オスカーは、その後何度か彼女と話をし、彼女こそ最近越してきた隣の部屋の住人であり、名前はエリであるということが分かる。

かなり変わっていて、すごく美しい少女エリに、オスカーは次第に惹かれていく。
それと同時に、近辺では怪奇な殺人事件が多発するようになって・・・


非常に雰囲気を大切にした作品。
オスカーの学校でのいじめ問題とエリとの恋の物語にスポットをあてて描いています。

オスカーは、かなり利発な少年で、すこしませています。
それが、同年代の少年たちの鼻につき、いじめられているという感じ。
しかし、大人しい性格のオスカーは、いじめに対して暗い恨みを抱えるものの、それに対して何もすることが出来ません。
そこに、エリとの出会いがあります。
エリは、彼に「やられたらやり返せ」と発破をかけます。
それと合わせて、可愛いだけでなく、どこか危険な雰囲気を持つエリに惹かれていくうち、オスカーの中に強くなりたいという欲求が生まれているように感じ取れました。

何だろう・・・
しっとりとした愛が・・・ゆっくりと狂気を帯びて忍び寄ってくる感じ。

吸血鬼との愛の物語ということですが
これは、結局、スパイスの一つに過ぎません。

どちらかといえば、少年少女の大人顔負けのディープラブを描いている面が、多いように思えました。

・・・うーん、上手く言葉に出来ませんね。

綺麗な映像と、雪降る街のどこか退廃的な雰囲気。
それらをストーリーにも十二分に反映させることで、雰囲気の塊のような作品になってます。

鬱屈とした世界に咲く、赤い恋の物語。

雰囲気を楽しめる方は、見てみるといいかもしれません。



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【2011/06/15 23:35 】 | 映画 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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