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【2024/05/18 19:38 】 |
第2回持ち込み結果
どうも。

行って来ましたよ。
一言で言ってしまうなら・・・

やはり、壁は高いです。

詳細は続きから。



まず、はじめに。
今回も良い結果ではありませんでした。

残念ですし、悔しいです。

こうなってくると、以前の記事で書いた

「漫画家という職業は、デビューは簡単だが、連載を勝ち取るのが難しい」

という言葉が、痛々しく感じられます・・・。
僕の言葉というワケではないですけどね、そこまでは嘗めてないつもりです。

ただ、プロの世界へは、片足突っ込むことさえ難しいことのようです。

まだ、たったの2回ではありますが、5ヶ月という時間を考えると
そう、軽いものではありません。
その重さを考えつつ、反省をしたいと思います。

まず、製作期間についての反省は、なんといっても時間がかかりすぎたことです。
5ヶ月という期間は、2作品仕上げられる長さです。
やはり、これを最低でも3ヶ月まで短縮しなくてはならないでしょう。

よって、次回の持ち込みは、6月を絶対厳守の締め切りと考え、計画的に作業を進めていきます。

スケジュール的には・・・

3月 他社持ち込みとネーム完成



4月 ネームの推敲と下書き



5月 ペン入れ+仕上げ



6月上旬 持ち込み
 
こんな感じですかね。
今回は、ネームを色々描いていたせいで、その段階で約3ヶ月かかってしまいましたから。
これをとにかく、3月中に終えることが大事です。

原稿作成自体は、今作は、1ヶ月半程度ですので、ネームさえどうにかなれば
元々3ヶ月に1本くらいは、無理なことではないのです。
やってやるぜええええ!!


さて、それでは、今回の持ち込みで言われたことをまとめつつ、反省をしようと思います。
作品概要は、前の記事で書いているので、そちらを読んでください。

ぶっちゃけ、悪いことしか言われていないので、酷いことになると思います。

はあ・・・気が重い。

しかし、ここで書くことで気持ちと思考が整理されて
次回の原稿作成に役立つことは、間違いないと思うので頑張ります。

強く指摘された点から順に書いていきます。


まず

キャラの魅力不足

色々な角度から言われましたが、要するにこういうことでした。

担当編集さんは、前回から一貫して
「少年漫画はキャラだ!!」
と言っていました。

そして、もっとも魅力あるべきキャラとは主人公である、とも。

ONEPIECEもドラゴンボールも結局は
ルフィや悟空という魅力的な主人公があってこその漫画である、と。

魅力的なキャラは、ストーリーがハチャメチャでも、その行動を見ているだけで面白いもの。

そして、彼らにあるものはなにか!
それは・・・
「規格外」であり「突き抜け感」なのだ。

だそうです。

まったく納得のお話です。

今回、僕が描いた主人公は、どんな状況でも「良い方に決め付けて、自分がそれに合わせる」という考えをもったポジティブを前面に出したキャラでした。

しかし、コレでは弱いのだそうで、まだまだ突き抜けたキャラを描けよと言われました。
どんな無茶な設定も「コイツなら、言いそうだ」「コイツならやっちゃうんじゃないか」と読者に思わせるように、演出する技量を持たなくてはいけない、と。

ホント・・・難しいことをサラッと言ってくれますよ・・・。

担当さんは、31ページ、45ページという読みきりでは、結局キャラの紹介漫画しか出来ない。
なら、キャラが魅力的で、そのキャラを魅力的に見せる演出が不可欠。という考えでいるので
当然、それにあわせないと、デビューは難しいでしょう。

担当編集さんの漫画感は、僕らを迷わせないためなのか、心の底から思っているのか分かりませんが
極端です。
しかも、一番難しい点で縛りをかけてくれますから・・・大変です。

しかし、キャラの魅力不足は、僕も痛感するところ。
むしろこの機会に、頭でっかちにストーリーを考えるのはやめて
感覚的に「格好いい」「可愛い」キャラを模索してみるべきなのかもしれません。


そして、キャラの魅力不足と同じ程度に強く指摘されたのが

設定とストーリーを絡める構成力不足

今作では、主人公・シュクラとヒロイン・リカを繋げる、重要なアイテムとして「時計」が出てきます。
これは、片方が壊れると、もう片方も止まってしまう特殊なペアウォッチという設定で
ヒロインが生死不明となった主人公の生存を信じている根拠などになっています。

これが上手く機能していないという指摘を受けました。
具体的な説明も受けましたが、これは、ネタバレになるので言えません。
ただ、これがきっかけとなって、ストーリーはクライマックスに向かっていくため

ここの説明不足は、非常にまずい、ということでした。

あとは、キャラの掘り下げと無駄なキャラ設定がストーリーに入り込みすぎているという指摘も受けました。

無駄に固有名詞を出して、結局、その掘り下げも何もせずに、設定が宙に浮いているとのこと。
それが無駄に話を分かりにくくしている、とのこと。

・・・まあ、まとめると
・設定が多くて掘り下げ説明が無いので、感情移入や理解がしにくい。
・せっかくの設定もイマイチ上手く使えていない。

この2点です。
「一応、最後まで読める」ということで、最低限のストーリー構成力は、あると考えられるのですが
その一歩二歩先にいかなくては、いけないようです。

多分、もっともっと単純でなくてはいけないのでしょう。

オリジナリティを持ち、単純なストーリー・・・。
コイツも、頭捻んないと1ミクロンも出てこないですよ・・・。

まあ、今回強く言われたのはこの2点ですね。
他には・・・

まあ、演出面。
アクションはもっと伸び伸びして欲しいとか
ストーリーの先が、途中で読めちゃうから、もっと隠す努力をしようとか位ですね。

アクションは・・・頑張ります。
ストーリーは・・・正直、僕、少年漫画の読切で先が読めなかったこと無いので
参考程度に考えときます。

最後に、良かったといわれた点

ヒロインのおっぱい

これだけでした。
いや~、担当め、おっぱい星人と見た。

ただ、絵については、今回指摘を受けませんでしたし
突っ込みは多かったとはいえ、前回よりは少し前進できているという印象を受けました。

賞には応募できませんでしたが
1/3位は目標を達成できたと考えていいかもしれません。

そう考えないと、やってられん。


ということで、散々なジャンプ持ち込みでした。
原稿は手元にあるので、今度は違うところに持ち込みに行くつもりです。

そのときには、また結果をお知らせしたいと思います。
では、長文にお付き合いありがとうございました。





 
 
 
 
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【2011/03/03 01:24 】 | 持ち込み | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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